・次回スポット企画展「中央俳壇と津軽の俳人(二)」開催予定
令和3年6月26日(土)~9月20日(月)
大正初期、高浜虚子が〈守旧派〉を宣言して俳壇に復帰して以来、『ホトトギス』は全盛期を迎えます。虚子門下の増田手古奈(明治30年~平成5年・大鰐町)は、昭和6年、東北唯一のホトトギス系俳誌『十和田』を大鰐で創刊。虚子の〈客観写生〉の俳句の道を60年以上の長きにわたって広めました。
一方、成田千空(大正10年~平成18年・青森市)は、太平洋戦争のさ中に中村草田男の〈人生と文学を探求する俳句〉と出会い、草田男を生涯の師と定めます。津軽の風土と人間性を打ち出し独自の俳句文学を模索した千空は、草田男が創刊した『萬緑』の代表務めるなど俳壇に確かな足跡を残しました。
本展は、虚子と手古奈、草田男と千空、この二つの交流を中心に紹介します。
※この記事は対象ページの更新箇所を機械的に抽出することでによって自動作成されました。
抽出結果には不適切な内容が含まれることがあります。
詳細は対象ページでご確認ください。