立冬も過ぎ、暦の上では冬の始まりとなっています。秋分から冬至までの中間に位置づけられているのがこの立冬です。冬を告げる代名詞でもある「木枯らし」がなかなか吹かない代わりに、比較的暖かい気候が続いています。この冬の始まりの時期に、暖かい柔らかな風が頬をなでる気候のことを「小春」と呼んでいます。春を思わせるような冬の初めの風は、どこか冷たく、どこか暖かい、まさに穏やかでうららかな感じです。季節、季節に応じたその瞬間にしか感じられない、正にぴったりな表現には、優しい、ぬくもりを感じさせてくれるものがたくさんあることに驚きます。
現在、生徒は2学期の期末試験に臨んでいます。3年生にとっては入試前の自分の力を知る大きな意味のあるテストとなっています。1・2年生にとっては、生活の途中の定期テストという感覚かもしれませんが、後で振り返った時に、「あの時のテストでもう少し頑張っておけば・・・」という思いに駆られる前に、今を全力投球したいものです。テストが終わると、2学期終業式の日までの期間、部活動終了後完全下校の時間は、1年間の中で最も短い16時40分になります。帰りの会などが終われば、なんだかんだしているとすぐに下校の時間となってしまいます。この時期の過ごし方はいかに時間を有効に、計画的に何をするかを考えて行動することが重要です。日没の時間も冬至までの時期、16時30分頃を前後しますが、12月の中旬は16時28分が一番早い日没時刻です。現在は16時38分頃です。このあと5分〜10分ほど日ごとに早くなっていきます。
短い時間は、まさに冬の寒さに耐える時期とも重なっていきます。この寒さに耐えるからこそ、みごとな花が春に咲く、この自然の道理を理解し、我慢しながら「今やるべきことを考えて実行する」そういう意識の持ち方で、寒さが少しずつ増し、本格的な厳しい寒さを迎えていくこれからの時期の過ごし方を計画的に考えていきましょう。日没も早いので、呉々も下校の際の交通ルール、マナーはしっかり守り、安全に過ごすことも考えて行動することの1つです。
令和6年度高崎市学校保健大会における善行児童生徒の表彰が行われました
2学期期末テスト 1日目
お昼休み中庭の様子
日々是好日 No.26