6月2日(日)から高崎市中体連総合体育大会が始まります。今年度から春の大会がなくなり、夏の大会と統合して、総合体育大会一本となりました。3年生の運動部の部活動に入っている人にとっては最後の公式戦です。本日、校内の壮行会が行われました。吹奏楽部の演奏に合せて、選手が入場、その後大会や作品作りに臨む決意について、各部長を中心に表明してくれました。応援団によるエールや生徒全員が円陣を組んでの闘魂注入など、工夫した壮行会を生徒会が演出してくれました。 士気は高まりました。
むやみやたらと勝負に出るものではないと思いますが、大会・試合となれば状況が違います。ここ一番の勝負に出たときには、「必ず勝つ」という強い決意で臨むべきです。行為をすると言うことは、必然的に、栄光と挫折を引き受けます。真剣に、全力で行動したときには、その結果として満足・不満足、達成感・挫折感、きらめき・むなしさなど、相対する感覚がいずれか必ず心に残ります。大事なことは、心に残ったその思いや感情の動きを当事者である生徒の皆さんが、どう受け止めて、その先にどのように活かしていくかということです。自分たちがこれと思って頑張った過程・結果にはとことんこだわってほしいと思っています。
運動部の大会にはあと1週間あります。大胆にして細心な心構えが物事(試合)を真の勝利へと導いてくれます。真の勝利をすることは本当に難しいです。真の敗者になることも同じく難しいです。用意周到に大会前日までの準備をし、当日は、大胆にも無の境地で臨んでください。全力で奮闘し、最後まで諦めないことです。その心が全ての結果に正対し、次につながる心構えです。胸の奥にキラリと光る思いと、将来への勇気と自信となるものを得られたなら、まさにそれこそ「真の勝利」です。
運動部、文化部ともに、「克己・気迫・尊重」の精神で大会等に臨んでください。健闘を祈っています。
壮行会6
壮行会5
壮行会4
壮行会3
壮行会2
壮行会1
日々是好日 No.11