2023年7月13日
5年生 雲龍丸体験
7月4日(火)、7日(金)に、若狭高校の実習船「雲龍丸」の乗船体験に行きました。
今回は、高校生の先輩方が子どもたちを指導してくださるという、若狭高校にとっても初めての挑戦となる試みで、この日のために「海洋科学科」のみなさんが、様々な準備をして本校の子どもたちを迎えてくださいました。
はじめに「船長体験」「設備見学」「若狭湾の説明」を3班に分かれて体験しました。
「船長体験」では、「右に2回転」と指示を受け舵を回すと、本当に船の進む方向が変わり、「おー!」と声をあげる子。
船尾の「舵」を見学しながら、実際に舵が動く様子を見て「あっ動いてる!」と喜ぶ子。
高校生たちの丁寧な説明を聞きながら、質問したり、驚いたり、職員の方からお話をお聞きするのと、またひと味違った体験をすることができました。
次の体験では、「水中ドローンによる水中観察」「プランクトン観察」「探究の説明」の3つの体験をしました。
「水中ドローン」を実際に操作し、モニターに映し出される海底の様子に、「すごーい!」と感動。
プランクトン観察では、目の前で水をくみ上げ、顕微鏡をのぞくとたくさんのプランクトンが見えました。
(ちょっとこの体験は気分が・・・)
探究の説明では、「自分が興味・関心」を持ったことをテーマに選ぶことの大切さと、学校外の様々な方々の力を借りて探究を進める大切さなどを教えていただきました。
5年生は、ちょうど今「総合的な学習」の個人テーマを決めているところです。高校生たちの助言を生かしてて、自身のテーマを決められることを楽しみにしています、
体験の合間に、高校生たちとのフリートークの時間がありました。高校生を囲み、質問したり、楽しく会話したりする姿が、あちこちで見られました。
「〇〇さんも、船の免許持っているんですか?」「当たり前やん。」
「部活動は何をやっているのですか?」「〇〇部やで。」
このような時間も含め、高校生を身近に感じ、また、高校生になることへの憧れを持つことができた、貴重な時間であったと感じました。今回出会えた高校生を「モデル」として、自身のキャリアを考えていく1つのきっかけになったのではないかと思います。
若狭高校の皆様、本当にありがとうございました。