2025年6月 (4)
子どもの疑問がおもしろい!
投稿日時 : 06/06
本日、2つの授業から、「子どもたちの疑問がいいなあ。」と感じたので紹介します。
1つは、原子力開発機構職員の皆さんによる出前授業4年理科「電流」の授業です。回路の違いで、モーターの回り方が変わるかの実験をしていました。実験説明用の提示模型やモニター資料、各班ごとの比較実験用のセットの準備など、普段、担当教員だけで行う実験よりも手厚い準備をしていただくことで、子どもたちが実験したり考えたりする時間を十分に確保することができていました。例えば、テレビに写してある模範回路の画面で何度も確かめながら自分たちで回路を作ったり、並列つなぎでモーターの風量が弱く感じると、「ん?なんで?」と紙を当ててみたり乾電池の向きを変えてみたりです。自分たちで考えている姿がたくさん見えました。
2つ目は、2年生活科での「カントリーエレベーター見学」です。事前に質問したいことを持参しての見学ではありますが、実際に目の前でものを見ながらお話を聞くと、「この細い管もエレベーターです。」、「ええ!」とか、「この機械とこの機械がつながっていて、お米が移動します。」、「すご~い!」など、驚く情報がいっぱいで、「おもしろ~い。」を連呼していました。五感を使って、自分の目や耳、手で見つけた疑問から、「これは何ですか?」「なんで1年に1回なんですか?」と、興味深くいくつもの質問をぶつけていました。
楽しく学んでいると、自然と質問が湧いてきて、あれこれ聞いたり確かめたくなりますね。
貴重な学習の機会をありがとうございました。