2025年6月 (8)
1年生 生活 アサガオの栽培
投稿日時 : 06/26
生活科では2年間を通して,動物を飼ったり植物を育てたりする活動を通して,それらの育つ場所,変化や成長の様子に関心をもって働きかけることができ,それらは生命をもっていることや成長していることに気付くとともに,生き物への親しみをもち,大切にしようとする心を養います。
生き物への親しみをもち,生命の尊さを実感するために,継続的な栽培を行うことには大きな意義があります。
植物を育てることは,植物の日々の成長や変化,実りが児童に生命の営みを実感させ,継続的に世話をし,繰り返し関わる過程で,生命あるものを大切にする心を育む価値ある体験となり,そのことが生命の尊さを実感することにつながります。
育つ場所,変化や成長の様子に関心をもち,自ら働きかけるようになるといわれており,さらに,働きかける中で児童は,「違いがあるぞ」と変化や成長の様子を比べたり,「多分そうだろう」と予想して見通しを立てたり,「どうしてほしいのかな」と動植物の立場に立って考えたりするようになります。また,自らの働きかけに対して「どうだったかな」と反応や結果を
考えたり,継続してきた活動を振り返って「だからそうなんだ」と自分とつなげ て考えたりするよう学んでいます。
児童らは教室で事前に言葉によるアサガオの成長や変化に予想をたてています。そして,実物を観察して,変化などを見て,記録していきます。
「つぼみみたいなのができている」「根本と茎の色がちがってる」「蔓が巻き始めた」などこれまでの違いを見つけていき,絵をかいていました。茎や葉など部位ごとに書いている児童がおり,このような描き方もあるんだなあと驚きました。さすが,子どもの発想は素晴らしいですね。
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