校長室から(11)学校の様子(75)Specialな1学期終業式でした1学期 終業式Specialな1学期終業式でした
今日は1学期の終業式でした。
まずは、1学期の振返り。子どもたちの1学期の様子を写真で振り返りました。上級生は「自分たちもこういうときがあったなぁ」であるとか「へえ、今はそんなことやるんだ」というような気持ちで。下級生は「〇年生になったら 自分もしてみたいな」のような気持ちで見ながら聞いてくれていたでしょうか。
次に、今日7月22日が二十四節気の「大暑」にあたるということに触れつつ、2023年(昨年)の夏は過去2千年で最も暑かったという研究論文に話題を移しました。気象台や温度計のない太古の昔と比べて、一番暑いなんてどうして分かるのでしょう。
そんな話で惹きつけながら、最後は「セミは1週間しか生きられない」という常識に疑問をもった高校3年生の生徒が独自の調査で、新事実を発見した話をしました。この生徒さんは、小学1年生のときから、毎年、自由研究でセミのことを調べていたそうです。
多くの人は「あたりまえだ」「常識だ」とされていることを何の疑いももたずに信じてしまう傾向があります。しかし、新たな発見や改善策の多くは、実はそういう「あたりまえ」の中に潜んでいるともいわれます。「あたりまえ」に対して疑問を抱くことは意外と難しいもの。そのためには、身の回りへの興味、関心のもととなる問題意識と好奇心をもつことが第一歩となります。子どもたちには、この夏、「ほんとかな?」と思うことを自分で調べてみる。そんな経験を是非してほしいなと思っています。
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