2023-11-05
第2回授業参観と教育懇談会を開催しました第2回授業参観と教育懇談会を開催しました2023年11月2日11月1日(水)5限目、本年度の第2回授業参観を行いました。保護者・地域の皆さまには、お忙しい中のご参観ありがとうございました。1年生は「道徳」、2・3年生は「算数」のわたり授業、4年生と5年生はそれぞれ「総合的な学習」として、「自作マーク」の発表と「米作り体験学習」の成果発表、6年生は「学活」の学習の様子を保護者の皆さまに参観していただきました。子どもたちは、保護者や地域の方たちに見守られながらの授業で、緊張しつつもどこか嬉しそうな様子でした。また、授業参観前の時間を利用して「なかよしホール」では、5年生が中心となって栽培・収穫したもち米の販売を行いました。自分たちで袋詰めをしてラベルを貼り、買っていただく方の笑顔を見ながら販売できたことは、子どもたちにとってとても有意義な経験となりました。ご協力ありがとうございました。
また、授業参観後には引き続き体育館に場所を移して昼生小学校教育懇談会が行われました。懇談会では、「心のたくましさを育てるには?
~子どもの非認知能力について~
」というテーマで、高田短期大学子ども学科教授の山口昌澄様よりご講演いただきました。「非認知能力」とは、記憶や言語・判断・計算・処理能力等の数値で表すことができる力(認知能力)以外の、数値で表しにくい力を指す言葉です。粘り強さや思いやり・共感性・感情コントロール力・自尊心・自信等が、非認知能力にあたります。この非認知能力を高めることで、認知能力も向上し、将来的に幸せな人生を送ることができる可能性が増すそうです。また、非認知能力を伸ばすには、幼少期~小学校卒業までの間の、子どもへの親の接し方が重要との話でした。身近な大人から肯定的に受容されたり愛されたりする感覚をしっかりと味あわせることや、小さな成功体験を積み重ねること、失敗・困難に直面した時に解決方法を一緒に考えること、物事の受け止め方や因果関係などについて家庭でよく会話することなどが、子どもの非認知能力の向上に役立つとのことです。山口先生は、「心のたくましさ」で最も大切なのは、「追求する心」と「心のバランスを保つ力」だと考えているそうです。そのためにも、子どものチャレンジを大切にし、大人が子どもの未熟さや不器用さに対し安易に白黒つけずに学びの過程に付きあうことが必要で、そのためには大人や社会全体が様々な意味で余裕を持つことが大切では?とまとめていただきました。とても学びの多い講演会で、保護者・教員ともに今後に活かすことのできる内容であったと思います。ご家庭でも「非認知能力」を意識した子どもとの関わり方を、ぜひ心がけていただけると幸いです。5年生 社会見学2023年11月2日10月31日(火)1~3限目、5年生が社会見学で「ホンダ鈴鹿製作所」へ行ってきました。工場見学では、新型N-BOXを生産している組立ラインの一部を見学させていただきました。人とロボットが協力しながら、流れ作業で1台の車を組み立てていく様子を、子どもたちは興味深く見つめていました。作業しやすいように車の高さを変えていたり、重い部品を扱う場面ではロボットが活躍していたりと、組み立て工程の中に様々な工夫がこらされている様子に感心しきりでした。その後、会議室に場所を移し、映像を見ながら、ホンダの国内3番目の工場として始まった鈴鹿製作所の歴史や、車ができるまでの工程などについて学習しました。クイズも交えながらわかりやすく説明していただき、自動車ができるまでの様子や環境を考えた取組などをより深く学ぶことができました。ホンダ鈴鹿製作所の皆さん、ありがとうございました。(撮影禁止のため、子どもたちの様子の紹介写真はありません)4年生 福祉教育22023年11月2日10月27日(金)5・6限目に、4年生が福祉教育の第2回目の授業を行いました。9月27日にひき続いて視覚障がいのある中川さんと亀山市社会福祉協議会の方々をゲストティーチャーに迎え、「様々な視点から地域の危ない場所を調べる」ことを目的に学習を行いました。子どもたちは、中川さんと一緒に地域の避難所の一つである昼生地区コミュニティセンターまで歩きながら、前回学習したクロックポジションを使って周囲の様子を説明したり、つまずきやすい場所を避けて誘導するなどしていました。また、車いすを使って押す側・乗る側の体験をしながら、どのような場所が危ないと感じるかなども体験し、障がいのある方や高齢の方などのさまざまな視点から災害が発生したときの安全な避難について考えることができました。今回の学習を、今後の地域の防災マップづくりにも活かしていく予定です。3年生 社会見学2023年11月2日10月27日(金)2~3限目、3年生が「マックスバリュ亀山店」へ社会見学に行きました。店長さんの案内で、リサイクルコーナーをはじめとした店内外の様子を見せて頂いたり、お客様のことを考えた様々な工夫について教えていただきました。生鮮食品を新鮮に保つ工夫や、お客様のニーズに合った品ぞろえの工夫・お値打ち品がわかりやすい値札の工夫・環境への配慮など、さまざまな工夫がこらされていることを学びました。普段は入ることができないバックヤードへも案内していただき、大きな冷凍庫やこれから店頭に並ぶ商品のダンボールの山を見て、子どもたちは興味深げな様子でした。お忙しい中ご対応いただいたマックスバリュ亀山店の皆さま、ありがとうございました。