2012-08-24
うつわのうつりかわり~土器のいろいろ~
平成24年7月14日(土)~9月23日(日)
「うつわ」は日・・・うつわのうつりかわり~土器のいろいろ~
平成24年7月14日(土)~9月23日(日)
「うつわ」は日本だけでなく、世界中で様々なものが使われています。「うつわ」には色々な形や材質がありますが、その中で、土で作られたうつわ、いわゆる「土器」は歴史も古く、人間の生活を大きく支えてきました。私たちが日常で使う茶碗や湯飲みも土器の一種類といえるでしょう。このように、土器は現在も私たちの生活に欠かせない道具として使用されています。
今回は、数ある「うつわ」の中で、「土器」を中心とするテーマ展を開催することといたしました。日本で最初に作られた「土器」は縄文土器ですが、その歴史は世界的にみても古く、また、形も特徴的です。縄文時代以降、土器は各時代の人々の生活や社会を大きく反映し、形や使い方などその伝統は現代にも受け継がれています。
富士市内には数多くの遺跡があり、時代も縄文時代から弥生時代、古墳時代、奈良・平安時代と多岐にわたります。遺跡からは縄文土器や土師器、須恵器等の多くの土器が出土しました。本テーマ展ではこれらの土器を時代、用途別にご紹介します。