9月28日(土)〜11月4日(月・休)
古来すぐれた歌人は、柿本人麿や紀貫之をはじめ「歌仙」とよばれ、藤原公任の『三十六人撰』に由来する「三十六歌仙」などに代表されます。鎌倉時代からの似絵の流行のなかで、歌仙は「歌仙絵」として和歌・略伝とともに絵姿であらわされてきました。中世以来描き継がれてきた歌仙絵は、後世の人々の王朝歌人への憧憬の象徴と言えます。
鎌倉・室町時代以来の歌仙絵と、これらをもとに17世紀の古典復興の気運の中で製作された歌仙絵の名品の数々を展観し、その図様の継承と展開、歌仙への憧憬の歴史をたどります。
企画展チラシ (PDF / 1,606KB)
展示作品リスト(PDF / 394KB)
[更新日:9月25日]
11月9日(土)〜12月13日(金)
企画展示
夢幻能―うつつと異界の境―
今日、我国を代表する舞台芸能である能は、その主要人物の多くが現実に生きる者ではなく、死者の霊や怨霊などで登場します。このような能を「夢幻能」と呼びますが、その名の通り、夢、幻のように霊が舞います。しかし、恐ろしいだけではなく、源氏や平家など英雄たちの亡霊、源氏物語の登場人物の霊、恋の思い出を舞う美しい亡霊など様々に登場します。霊という形で人間の内面を深く掘り下げた能の舞台演出の特質を探ります。
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