9月28日(土)〜11月4日(月・休)
古来すぐれた歌人は、柿本人麿や紀貫之をはじめ「歌仙」とよばれ、藤原公任の『三十六人撰』に由来する「三十六歌仙」などに代表されます。鎌倉時代からの似絵の流行のなかで、歌仙は「歌仙絵」として和歌・略伝とともに絵姿であらわされてきました。中世以来描き継がれてきた歌仙絵は、後世の人々の王朝歌人への憧憬の象徴と言えます。
鎌倉・室町時代以来の歌仙絵と、これらをもとに17世紀の古典復興の気運の中で製作された歌仙絵の名品の数々を展観し、その図様の継承と展開、歌仙への憧憬の歴史をたどります。
企画展チラシ (PDF / 1,606KB)
展示作品リスト(PDF / 394KB)
[更新日:9月25日]
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