2023/09/19
自校方式給食
大町市はすべての学校で、自校分を学校にある給食調理場で作る自校方式となっています。自校方式のメリットとして、①子どもたちのリクエストに臨機応変に対応できる。 ②配送がないのでできたての適温で教室に届く。 ③栄養教諭が子どもたちを理解した上で食育指導ができる。などがあげられます。
そんなメリットが実際の日々の給食で活かされているので、先日の北小のいいところアンケートで1位となったのでしょう。
今日は、ちょうど一週間前に提供されたピーマンの肉詰めを紹介します。
これは、6年生からリクエストをもらっていたメニューだそうです。この日、2年生に「今日はピーマンの肉詰めだぞぉ~!」と言うと、「やったー! 僕大好き!!」「私もあれ好き~!」と大はしゃぎ。全校の子どもたちのリクエストのようです。
ちょっと大きめの新鮮なピーマンが、届けられました。このサイズを見て、栄養教諭が1・2年生は一人1個、3年生以上が一人2個と決めたそうです。
さて、そこで問題です。それでは、この日のピーマンの肉詰めは全校で何個作られたでしょうか。
答えは、500個だそうです。
500個のピーマンに、一つひとつ丁寧に肉を詰めていきます。「ハンバーグより数が多いので、大変なんです。でも、みんなが美味しそうに食べているところを想像しながら、一生懸命詰めました!」とのことです。
大型オーブンでこんがりと焼いて、本日のメインディッシュのできあがりです。
とても美味しい給食でした。
でも、自校方式のデメリットもあります。市とすれば、センター方式と比べて調理員さんの人数が多く必要だったり、施設や調理機器の維持管理にお金がかかったりしてしまいます。
そういうデメリットを承知の上で、市内全校を自校方式にしてくれている大町市には感謝です。
また、調理員さんもぎりぎりの人数で務めなければならず、本当に頑張ってくださっています。
感謝! 感謝!!でいただきましょう。
ちなみに今日は、月に一度の「信州を味わう日」で、鉄火ナスが登場しました。この辺りの夏のソウルフード、夏のおふくろの味ですね。今日も感謝!感謝!!で、美味しくいただきました!
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