第51回企画展 「富士市にまつわる物語絵」
平成24年10月6日(土)~12月24日(月祝)
古典作品というと、京都や江戸が舞台となったお話が多く浮かんできます。そういった作品の多くは都の人、それも貴族や僧侶など、ごく一部の特権階級の人達が綴ったものです。確かに、文学作品の多くは都で書かれました。交通の発達していなかった時代、都から遠く離れた地方に出かけるには大変な時間と労力がかかりました。だからこそ、人々は都とは景色も風土も異なる地方に好奇心を抱き、様々な物語に採り上げるようになりました。そうした人々が語り継ぎ、書き写して広まっていった作品の中に、富士という地域について採り上げたものがあります。そこに描かれるのは外から見た郷土の姿です。
今回は、物語を分かりやすく描いた浮世絵を展示し、「竹取物語」、「平家物語」、「曽我物語」などを中心に、物語の中で郷土がどのように描かれたのか、浮世絵を通してそれらの作品の舞台となった地域を紹介します。
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