更新日 2025.1.21
○ モンゴル博物館より出前授業(1月20日)
2年生に出前授業として日本・モンゴル民族博物館の方に来ていただいて、モンゴルに関する学習をしました。2年生の国語教材には「スーホの白い馬」というお話があり、その舞台となっているのがモンゴルなのです。今回の話の中でモンゴルでの人々の暮らしや文化、そして馬頭琴(モンゴルの伝統的な弦楽器)のことを教えていただきました。モンゴルの伝統的な衣装も着させていただき、実際に馬頭琴にも触らせていただきました。遠く離れたモンゴルの文化や歴史に触れられる貴重な時間になりました。
○ 1.17追悼集会(1月17日)
阪神淡路大震災から30年が経ちました。1995年1月17日午前5時46分、国内初の震度7を記録した阪神・淡路大震災。戦後の日本が初めて経験した都市型の大災害でした。内閣府の資料では、ここ豊岡も震度5を記録しました。災害はいつどこで起こるか分かりません。日頃から防災への意識を高め、その備えをしておかなければなりません。
今回の1.17追悼集会では、震災で家族をなくされた方のビデオを視聴しながら「命の大切さ・尊さ」そして「今自分にできること」を考えました。ビデオを見ている子どもたちの真剣な表情は、きっと震災がもたらす恐怖や悲惨な状況だけはなく、命を守り、つなぐために何が大切でどう行動するべきかなども考えていたことでしょう。
○ 書き初め会を実施しました(1月9日)
毎年、3学期のはじめに書き初め会を実施しています。書き初めの歴史は平安時代から続いているものだと聞きます。江戸時代には庶民の間でもその年の恵方に向かって詩歌や文書を書く行事として広がり、明治時代に入ると学校の書道教育にも取り入れられ、今の習慣として定着したそうです。このような昔から続く日本の伝統的な文化に触れながら静かに書をかくことも子どもたちの経験として人生の財産になっていくのでしょうね。
書き初めの時間、子どもたちは心静かに真剣に取り組んでいました。丁寧に力強く書かれた文字(書)には、それぞれの思いや願いが込められているのだなと思います。
6年生は年に3回(学期に1回ずつ)コミュニケーション教育の授業を実施します。2学期は「転校生がやってきた」というテーマで子どもたちが“対話劇”を創ります。最初は指定された台本通りに劇を進め、次に劇の中の台詞を子どもたちが話し合って決めて演じるという活動をします。子どもたちはグループで話し合って内容を決めて演技をしましたが、どのグループも工夫を凝らして自分たちオリジナルの会話内容が考えられていました。このようにグループ内で話し合い、お互いが折り合いをつけていくという「合意形成」もコミュニケーション力を身につける手段の1つです。最初はどうすればいいか戸惑っていた子どもたちも、話し合いになると活発に話し合い緊張がほぐれた様子でした。子どもたちの感想からは「一人一人が役になりきり、最後までやりきることができた」や「グループみんなで考えた劇をとおして、作品を創る喜びを味わうことができた」、「いろいろな意見が出てまとめるのが大変だったけど、話し合いながらとても面白い劇をつくることができた」、「○○グループの表現が自分たちにはなく、工夫の仕方がいろいろあって面白い」、「意見を出して話し合う大切さを学んだ」等の感想が上がっていました。このように最初は緊張してどう動けばよいか分からないことでも、一歩踏み出すことで本来自分が持っている力が出せたり新しい発見ができたりすることを学べたのではないでしょうか。
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