5月17日 本日も高田診療所に
予定が変わり水曜日まで私が高田に赴くことになる。昨日は23人今日も順調に来院してきている。本日も22人となりインフルエンザBの患者さんも4人含まれる。いつもは看護師任せのイナビルの吸入も手取り足取りおしえることとなる。
子供達に症状、年齢、体重にあった薬が出せない。薬を分ける分包機やまた薬そのものが少ないためだ。震災から一ヶ月以内なら分かるがもう二ヶ月を過ぎている。子どもたちは本当に大事にされているのか。来た早々少しずつ注文をだし少しづつ揃えてもらう。現場で働いているスタッフは献身的だ。救援活動を制御している組織が弱い。どこに問題が有るのか。
帰り道は瓦礫と化した地区を通るが通行車輌が少ない。地元の人はなるべく街を見ないように山路を通っている。そこにはいつもと変わらない新緑があった。
今日外傷で2人が来院。破傷風の可能性もありトキソイドを皮下注射する。
応援のスタッフは毎日入れ替わりのように変わっていく。したがって毎日ミーティングが必要となる。明日からお世話になった日赤旭川チームから伊達日赤のチームに変わる。
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