校長のまど(32)校長のまど 『2学期 終業式』12月校長のまど 『2学期 終業式』
本日、2学期の終業式を行いました。2学期が始まった頃はまだとても蒸し暑く、熱中症に気をつけながらの教育活動を余儀なくされました。心待ちにしていた秋の到来に身も心も癒され、過ごしやすい日々を喜んだのもつかの間、冬を迎えると今度はインフルエンザの急速な拡大に頭を悩ましました。やむを得ず先々週、先週は複数の学級で閉鎖の措置をとりました。一時期のピークは去った感がありますが、まだ体調を崩している子もいます。みんな早く元気になって、元気に楽しいお正月を過ごしてほしいなと願っています。
終業式では、2024年の世相を表す漢字の話題から入りました。多くの子どもが『金』と答えました。なぜ『金』になったのか、その理由を尋ねると、「オリンピックで金メダルをたくさんとったから」、「値上がりがあったから」、「政治の裏金問題!」など、手をあげて発表してくれました。世の中の出来事に関心をもっている子どもが多く、嬉しかったです。
そのあとは、2学期の間、友だち、先生、地域の方々など、たくさんの人と関わり合いながらたくさんの学びをしてきたことを写真とともにふりかえりました。教室での仲間との学び合いはもちろんのこと、運動会やたてわり集会といった学年の枠を超えた学び合い、さらには花背山の家、地域の方々の協力を得た総合的な学習、めいしん秋祭り、淀学区防災訓練といった学校の枠にとどまらない学習など、本当にいろいろな学びをしたことを子どもたちも実感したのでないでしょうか。
一方で、「実は・・・、先生たちもみんなのために頑張ってたんだよ」という話をしました。夏休みに運動場の側溝の掃除をしたり、草抜きをしたりする姿、先生同士も子どもたちがするようにお互いに話し合いを重ねて学び合う姿、自分の力量を高めようとする姿を写真で紹介しました。実はこうした先生たちの姿を知らない子どもがほとんどで、子どもたちからは驚きの声もあがっていました。
今年度、学校教育目標を『学び合い 高め合い 自分も人も大切にできる明親の子』に変えました。子どもも先生もこの目標に向かって頑張っていこう、2025年も素敵な明親小学校をみんなでつくっていこうと話をしました。
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