お内裏さまとお雛さま、三人官女に五人囃子―さまざまなお人形や雛道具が飾られる雛祭りは「桃の節供」とも呼ばれ、春のおとずれを告げる華やかな行事です。徳川美術館には、尾張徳川家の姫君のためにあつらえられた雛人形や雛道具が伝来しており、いずれも御三家筆頭の名にふさわしい質の高さを誇っています。特に、一つ一つに家紋が入った雛道具は実際の婚礼調度のミニチュアで、その精緻な美しさには目を見張るばかりです。また、所狭しとお人形や雛道具が並べられる明治・大正・昭和の雛壇飾りは、高さ約2メートル、幅7メートルにもおよび圧巻です。大名家ならではの、豪華で気品ある雛の世界を紹介します。また、今回は大島家・中村家・高麗屋ほか名古屋の旧家に伝えられた雛人形を特別公開いたします。
2月23日(土)〜3月3日(日)
特別公開 千利休 泪の茶杓
天正19年(1591)、切腹を命じられた利休が自ら削り、最期の茶会に用いた 茶杓。利休忌にあわせて特別公開します。
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