第52回企画展「縄文の美~土器の文様と飾り~」開催中です!!(2013/05/01)
縄文土器の企画展を開催しております。静岡県東部を含む関東甲信地域において、人面や獣面といった特徴的な文様・装飾文化が花開いた縄文時代中期(約4000~5000年前)の土器文化について、富士市内から出土した資料を中心に紐解いていきます。会期は6月16日(日曜日)までです。
六所家総合調査だより第11号を掲載しました。(2012/09/15)
是非ご一読ください。
調査研究報告「富士地域における講行事の諸相-「講~人と人とをつなぐもの~」展より」を掲載しました。(2012/08/02)
是非ご一読ください。
縄文土器は世界最古の土器のひとつといわれています。縄文土器と聞いて皆さんは何を思い浮かべるでしょうか。縄目を飾りとしている土器、火焔土器のような幾何学的な形を想像される方が多いかもしれません。
実は縄文土器の文様は縄文以外の方法によってつけられたものが多くあります。また、装飾は時に、土器としての実用性からかけ離れたものも少なくありません。地域によって文様や装飾に大きな違いがあるのも、縄文土器の特徴といえます。文様は縄文のほか、竹を半分に割って押し付けたものや二枚貝の殻を使って、文様を描いたもの、粘土紐で土器の表面に凹凸を持たせたものなどがあります。装飾は「火焔」だけではなく、「水煙」を表現したものや、蛇、ミミズク、猪、かえるといった動物を模したものがあり、人の顔を装飾したものもみられます。
今回の企画展では、縄文時代中期に関東・甲信地域で花開いた人面・獣面等の特徴的な文様や装飾をもつ土器文化について、富士市内で出土した土器から紐解いていきます。併せて、静岡県東部地域に影響を与えたとみられる山梨県内の優品についても列品します。
《主な展示品》
(静岡県)天間沢遺跡、破魔射場遺跡、上野遺跡、木島遺跡、浅間林遺跡、宇東川遺跡、箕輪A遺跡、押出シ遺跡出土品
(山梨県)海道前C遺跡、鋳物師屋遺跡、原町農業高校前遺跡、安道寺遺跡、上の平遺跡、大木戸遺跡、宮の前遺跡、上野原遺跡出土品
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