夏のテーマ展「富士へとつながる海の道―吉原ミナトの交通史―」2016年06月18日
夏のテーマ展示にの情報を更新しました。富士山を正面に望む良港・吉原湊(現在の田子の浦港)に焦点を当てた初めての展示です。
夏のテーマ展「富士へとつながる海の道―吉原ミナトの交通史―」開催について
平成28年7月2日(土曜日)から9月25日(日曜日)
今も重要港湾として海外の船舶が行き交う田子の浦港は、古代から中世においても陸路である東海道と日本列島沿岸の航海路をつないだ要衝であるほか、西は富士川や潤井川、東は沼川や浮島沼を利用した内陸の水上交通路にも接続した重要な拠点でもありました。
このテーマ展では、古代の豊かな交流を示す遺跡からの出土品のほか、中世に吉原湊を管理した地元の豪族・矢部氏にかかわる資料を中心に、岳南地域をめぐる様々な交流の道の結節点である吉原の“ミナト”の全容へと迫ります。