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朝のスピーチ
2016年09月20日
特別支援学級の子供たちは、毎朝つくしんぼ学級に集まって合同で朝の会をしています。
昨年の2学期から、日直が
行うスピーチは、話す内容を指定しています。今は、「秋になってきたなと思ったことは?」です。5年生のYさんは、「秋になってきたなと思ったのは梨を見付けたときです。スーパーにたくさん並んでいました。まだ食べていないので、早く食べたいです。」と話しました。それに対して、聞いていた4年生のIさんが「ぼくは梨をたくさん食べました。箱いっぱいの梨が家にあるからです。シャリシャリと音がしておいしかったです。」と話し、4年生のAさんも「私も食べました。秋らしいなあと思いました。」と続けました。
また、4年生のSさんは、「セミの鳴き声が少なくなって、かわりにコオロギの鳴き声がたくさん聞こえるようになったので、秋になってきたなと思いました。学校でも家でもリリリリリ・・と聞こえます。」と話しました。それに対して、1年生のAさんは「ぼくも聞いたよ。リーンリーンっていうのも聞こえたよ。」と話し、みんなで耳をすますとスキー山やビオトープから虫の声が聞こえました。
日直が一巡するまで同じ内容で話すことによって、話すことを考えてくる子供や友達に伝わるように例えや様子を表す言葉を使って話す子供も増えてきました。聞く人に伝わる話をすることができるように、これからも朝のスピーチを続けていきたいです。