最新更新日:2013/11/07
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校長室から(32)
「立冬を迎えて」
「立冬を迎えて」
今日、11月7日(木)が今年の「立冬」にあたります。立冬とは暦の上では冬の始まりを表します。「立」には新しい月・季節が来るという意味があり、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」は暦の上では、季節の大きな節目です。朝夕が冷え込み、日中の日差しが暖かく感じられ、木枯らし1号も先日吹いたとか、冬が近づいていることが感じられる今日このごろです。
さて、本校では「学びの共同体」の考え方を取り入れた「授業改善」に取り組んでいます。校内の授業研究を活性化させて、年間を通して授業公開と事後の研修会を行っています。今年は5月23日(木)に第1回目の公開授業を行い、10月までに4回の授業公開を行いました。教科を中心に授業を参観する場合、学年ごとに1クラスずつ授業を公開して学年所属の先生が参観する場合や全校で1つの授業を参観して意見交流するなど、いろいろな形式で授業研修を進めています。
そして、授業を参観する時も、担当のグループを決めてそのグループを中心に、授業のねらいに沿って、生徒の「学び」がどうであるのか、また、教員の生徒への働きかけはどうであるなどをきめ細かく観察し、事後の研修会でグループごとの「学び」の様子や課題の提示・働きかけはどうであったのかなどを全体で確認し、意見交流もしっかりと行います。
今年度も「学びの共同体研究会」のスーパーバイザーとして全国の学校を指導しておられる先生を講師としてお招きして、指導・助言をいただいています。また、京都市教育委員会からも適宜、指導主事に来ていただいて指導・助言をいただいています。さらに、他校で行われます「公開授業・授業研究会」などにも積極的に参加し、「学び合う授業」の推進に計画的に取り組んでいます。
来る11月21日(木)には、保健体育・英語・数学の3教科を今年度第5回の公開授業・研修会として、授業を全市に向けて公開いたします。
授業を変えるというのは、短期間で成し得るものではありませんが、学校体制として年間を通して授業研究を進め、これからも何よりも日々の取組を大切にしながら、取り組んでいきたいと考えています。
【校長室から】 2013-11-07 10:25 up!
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