菱田春草常設展示 第50期「《帰樵》−山水画の粧い−」菱田春草常設展示 第50期
《帰樵》−山水画の粧い−
会期:2024年11月9日(土)〜12月8日(日)
今回の展示では春草の後半生における「山水画」に焦点をあてます。春草は当初、空間表現を追求して「朦朧体」と呼ばれる画風を試みました。ですが明治30年代後半頃からは色彩研究に関心を移し、色彩美と装飾性を重視した山水画を描くようになります。本展では《帰樵》など、朦朧体期以降の春草の山水画をご覧いただきます。
菱田春草《帰樵》 明治39年(1906) 本館蔵
菱田春草《富嶽》 明治41年(1908) 本館蔵
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