12月13日(木) 「携帯電話か、スマートフォンか」
久しぶりのブログです。あまりおもしろくない話かもしれませんが最近とても考えさせられたことを書きます。私事ですが、実は本年度、夏休みや休日を利用して、大学などで10数年ぶりの講義を受けています。そのなかで「情報通信技術が、地域産業の振興に果たす役割」をテーマに講義がありました。
中学校の時、「エンゲル係数」という数値を勉強したとを覚えていますか。家庭の中で「消費支出」にしめる「食料費」の割合です。(エンゲル係数=食料費÷消費支出×100)
一般的に、エンゲル係数は、その家庭の生活水準を示すものとして示されていました。数値が高ければ、高いほど生活費に占める食費の割合が高く、生活水準は高くない、低ければ、その逆で、生活水準は、高いと見られていました。(あくまで仮定です。)
1995年以降、2010年までの傾向としてこの「エンゲル係数」は、上がっていると思いますか。下がっていると思いますか。
講義の中で、これをグラフに書きました。すると興味深いことがわかります。数値は下がっているのです。つまり「エンゲル係数」でみると生活水準は、上がっていることになります。しかし、実感として、生活が豊かになったのでしょうか。
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