New!
田淵行男写真展~シリーズ『山の意匠』を中心に~
会期 平成24年3月14日(水)~7月8日(日)
会場 田淵行男記念館
田淵行男(1905~1989)が本作りで最も大切にしたのは、「意図を一貫したリズムにのせて山を謳いあげること」でした。
写真集『山の意匠』(1971年)では、「立地条件から山が身につける宿命的な」形態、山の中で目にする草や木や虫や鳥といった生きもの、さらには岩や雪など、田淵が考える多彩な「山のパターンとフォルム」を、優しく、きめ細かく、そして鋭い視点で捉えられています。
掲載されている作品のほとんどすべてが同著のために撮りおろされたものであり、本の装丁からレイアウトまで田淵自身が行っています。込み入った合成、特殊な効果を狙った割り付けなど、田淵のこだわりがぎっしりと詰まった一冊です。
本展では『山の意匠』所載作品や詩文を紹介するほか、手書きの割付原稿などの関連資料も展示します。
なお当館学芸員によるギャラリートークも開催いたします。『山の意匠』に込めた田淵の想いや、こだわったレイアウトについてのお話を中心にいたしますので、ぜひお越しください。事前のお申し込みは不要です。
○学芸員によるギャラリートーク
3月18日(日) AM9:30~、PM1:30~
※この記事は対象ページの更新箇所を機械的に抽出することでによって自動作成されました。
抽出結果には不適切な内容が含まれることがあります。
詳細は対象ページでご確認ください。