学校朝会(令和6年 1/9)校長挨拶1月学校朝会(令和6年 1/9)校長挨拶
明けましておめでとうございます。
冬休みが終わり、今日は17日ぶりに登校してきたみなさんの元気な顔を見ることができ、嬉しく思います。
1月1日、石川県能登地方を震源とする震度7の地震がありました。この大きな地震の揺れによって家が壊されたり、火事や津波が発生したりして、多くの尊い命が奪われました。地震発生から9日が経ちましたが、今なお避難を余儀なくされている人たちは、何度も何度もやってくる激しい揺れに恐怖を感じながら、寒い中、水や食べ物も十分になく、つらく悲しい避難生活を強いられています。皆さんと同じ歳の子どもたちも、被災という現実と向き合い、不安で大変な想いをしています。
このような甚大な被害に遭われた人たちを一刻も早く救うために、広島県はもとより全国から警察や消防、自衛隊、医療に携わる方々等が被災地に赴き、救助や支援に力を尽くしてくださっています。
では、皆さんにできることは何でしょうか。6年前の西日本豪雨災害の時のように、被災地に行ってボランティアをしたいと思われている大人の人もいますが、今はまだ危険な状態が続いていて、難しい状況です。皆さんにできることは、まずはニュースや新聞から自然災害の恐ろしさを正しく知り、いざという時のために自分はどうしたらよいのかをおうちの人と話をしてみましょう。そして、自分にできる日常のことをそれぞれがしっかりとこなしていきましょう。広島にいてもできることはあるはずです。担任の先生や学級の仲間と自分たちにできることを考えてみてください。
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