1月19日(金)の献立
01/19 8:42
子供パン ほきのバジル揚げ 野菜スープ
今日は、ほきのバジル揚げに使用されている、ほきについて紹介します。ほきは、水深200~600mに住む深海魚です。日本近海では捕れませんが、鋭い歯を持つ肉食魚で、イワシやイカの他、エビ、カニなどを主食にしている白身魚です。大人になったホキの全長は1mを軽く超え、体重は8kg前後にまで成長します。ファーストフード店では、フイッシュバーガーなどに加工される「ほき」を、バジルというさわやかな香りを持つハーブを衣にまぶして揚げました。サクサクした衣とジューシーな身がおいしいフィッシュフライです。
1月18日(水)の献立
01/18 13:32
炊き込みおこわ さつま汁
今日は、さつま汁に使われている、根深ねぎについて紹介します。今日のさつま汁に使われているねぎは、白い部分が多いねぎで、「根深ねぎ」と呼ばれています。根深ねぎを育てる時には、白い部分を多くするために「土寄せ」といって、ねぎに土を盛って土の中に埋まっているねぎの白い部分が多くなるように育てます。土から出ている上の部分は青くなり、この部分にはビタミンAが多く含まれています。根深ねぎは、関東地方から北の地域で多く生産されています。関西地方では、白い部分が少なく青い部分が多くなるように育てた「葉ねぎ」が多く出回っています。寒い季節の根深ねぎは、甘くて柔らかく、とてもおいしくなります。
1月17日(水)の献立
01/17 14:27
ごはん マーボーどうふ 春雨スープ
今日は、春雨スープに使われている、春雨の紹介をします。給食に使われている春雨は、じゃがいものでんぷんで作ったものです。春雨のもとになった食べ物は、中国の緑豆という豆から作った食べ物です。日本でも、緑豆から作った春雨が緑豆春雨として出回っています。緑豆、じゃがいも、さつまいもなどのでんぷんを熱湯で練ったのりで生地を作り、これを直径1mmほどの穴の開いた容器から熱湯に押し出して煮ます。これを凍らせてから乾燥すると春雨ができあがります。今日の給食のようにスープの他にも、サラダや炒め物などに利用されています。ラーメンのようなツルっとした味わいの春雨です。
1月16日(火)の献立
01/16 14:52
おっきりこみ たまねぎのかき揚げ
おっきりこみは、埼玉県秩父地方の郷土料理です。秩父地方は、お米があまりとれない地域ですが、小麦粉がたくさんとれるので、小麦粉を使う食べ物がよく食べられていました。その中で、よく食べられていた「おっきりこみ」は、小麦粉を練って平らに伸ばし、ザクザクと幅広く切ったうどんをどんどん鍋の中に入れて作るので、「おっきりこみ」という名前がついたそうです。農作業で忙しい主婦たちが、作業の合間に地元で採れた、だいこんやさといも、ながねぎなどの野菜を鍋の中に入れて煮たところに、幅広く切ったうどんを加えて、煮込んで食べる栄養たっぷりの郷土料理です。