11人
【羽津中散歩道】大きな葉
06/15 12:00
【羽津中散歩道】小さな黄色の花
06/14 12:00
2025/06/15
【羽津中散歩道】大きな葉
里山付近を歩いていると地中から伸びている大きな葉に出会いました。
この植物はフキ(蕗)と思われます。日本原産で山野の土手や道端や川べりなどで見かけます。茎は地上には伸びず、地中で地下茎となり横に長く這って伸びていきます。花期は早春の3
~5月頃になります。花が終わると、花茎とは別に、地下茎から葉柄を伸ばして地表に葉を出し、葉柄の高さは30 ~80
cmほどになり、先に大葉をつけます。葉の形は円の一部が切れたハート形をしています。葉柄は山菜として春から初夏にかけて採取して、少し筋を取り重曹や木の灰などを入れた熱湯で下茹でして灰汁(アク)を抜いてから冷水にさらし、表面のすじをとって下ごしらえしてから料理に使うことができます。日本では8世紀ごろにはすでに栽培も始められていたようです。
(お知らせ)
暑い日が増えています。学校では熱中症対策をお子様へお知らせするとともにクーラーや扇風機の利用など暑熱対策を進めています。ご家庭でも水筒、汗拭きタオル、替えの体操着、帽子など熱中症対策のお子様への声かけをお願いします。
2025/06/14
【羽津中散歩道】小さな黄色の花
歩いていると小さな黄色の花を見つけました。
この花はコモチマンネングサ(蔓万年草)と思われます。日本や朝鮮半島、中国付近が原産です。道ばたや公園またはコンクリートのひび割れなどからも見られます。全体に黄緑色でつやつやがあります。茎は柔らかく多肉質、基部で地表を這い、枝分かれします。花期は5〜6月です。花弁は5個で色は黄色です。雄しべは10個あります。コモチマンネングサの名前は茎の葉の付け根にムカゴ(葉の付け根など養分を貯え肥大化した部分のこと。植物の栄養繁殖器官の一つで離脱後に新たな植物体となる)を生じることにより名付けられました。