2013/11/22
兵庫県保健体育部会中央研究発表大会
本日22日(金)川西市総合体育館を会場に「兵庫県中学校教育研究会保健体育部会中央研究発表大会」が開催されました。この大会で本校の中西教諭が3年生女子を対象生徒にして、柔道の公開授業を行いました。会場には県下各地より400名ほどの先生方が参加されています。そして、いつもの冴風館ではなく、昨日畳を冴風館より運び入れた広い総合体育館が会場です。いつもとは全く違った条件での授業です。緊張せずに、いつもの通り、当たり前のことを徹底してやっていこうということで「凡事徹底」の言葉の張り紙がありました。
さて、いよいよ授業が始まりました。きっちりとあいさつ、準備体操を行います。全くいつも通りです。いつもやっていることを当たり前にやっていくことで、落ち着いていきます。日頃の「凡事徹底」の精神がここで威力発揮です。
柔道は相手を尊重し合って取り組まないとできません。そこに「互いに思いやる心」が育ちます。授業は体落とし、大外刈り、袈裟固め等の技を学び、練習していきます。授業形態は一斉からペア学習、グループ学習、発表という形態で進んでいきます。そこには、言語活動の充実、コミュニケーション能力の育成、自発性、リーダー性を育てるという授業者の意図が効果的に生徒たちに浸透していきました。生徒たちのいくつかの技を連続して行う連絡技や返し技を見ていると、「取」として技をかける技術の向上、「受」として相手を尊重する心の成長を感じることができました。
会場には校長先生、学年主任の先生、担任の先生が温かいまなざしで、がんばる生徒たちを見つめていました。
公開授業の後、午後からの全体会では、授業をした中西教諭が今度は実践発表を行います。
兵庫県保健体育部会中央研究発表大会
11/22 12:24