2024年6月 (4)
4年生 里山体験学習
投稿日時 : 06/14
里山体験学習は市教育委員会の事業の一つであり,次の目的で,市内小学校4年生で実施されています。
(1)日本一の里山である市内の黒川地区を舞台とした里山 体験学習をすることで、自然に対する畏敬の念をはじめ、生命のつながり・環境保護の大切さ等を実感し、美しさに感動する豊かな心を育む。
(2)川西の持つ豊かさ(ひと・歴史・文化・自然等)を活用し、心優しい児童の育成を図る。
(3)豊かな創造性を備え持続可能な社会の創り手となることを期待し、生きる力を育むことを目指す。
今年度本校は3回実施を計画しており,今日は国崎クリーンセンター,と里山黒川センターに行きました。
国崎クリーンセンターでは,ガイドさんとSDGsの目標12についてスライドをとおして学びました。
その後,ホールでゴミのことについて展示物をとおして学びました。兵庫県の海ゴミやPETボトルから作ったアート,分別のルールなどを見たり触ったりしました。
次にクリーンセンターのごみ処理の様子をガイドさんに説明いただきながら13か所巡って,メモをとりながら見学しました。
児童らは「牛乳パック6個からトイレットペーパー1個ができるんだ」「ごみの分別考えていなかったが,これからは気を付けよう」,「ごみの処理工程が分かった」,「ごみ処理場はいろいろな工夫をしているんだ」など感想を述べていました。また,「ごみの処理にかかる時間は」,「何人ぐらいの人で作業しているの」など色々な質問もしました。
そして,黒川里山センターに移動して,昼食後,近くの川で水生生物を取り,観察しました。
天気も大変よく,暑かったので川に入ると心地よかったようでした。網で無我夢中になって水生生物を取っていました。大きなカワムツ(魚)やサワガニ,ヌマエビやヨコエビ,ウシガエルのおたまじゃくし,コオニヤンマの幼虫,ハグロトンボの幼虫をあちらこちらで取れていました。
最後はとれた生物の説明を講師の方にしていただき,観察して終えました。児童らは「疲れた」ともいってましたが,「楽しかった」「また来てみたい」と川遊びを満喫したようです。