2023年6月 (7)長倉田んぼ2023、田植え編投稿日時 : 06/09
5月31日(水)、五月晴れでございます。長倉田んぼで学ぶ5年生が田植えにチャレンジしました。今年からディレクターは常磐公民館の大平先生。まずは稲の観察からスタート。「細い!」「折れそうだ!」「これがお米になるの?」と率直な感想。稲は、今年も柳沼さんと大樂さんからいただきました。ご協力に感謝いたします。
「お米を大事に育てようとしている君たちは弥生人の末裔だね!まずは頑張って田植えにチャレンジしよう!」「おーっ!」ということで田植え開始!縄を張って、印がついているところに稲を3本ずつ植え付けていきました。「大平先生、3本でいいよって言ってたけどいいの?」という疑問が...。「ぶんけつだよ。3本が30本になるって言ってた!」「マジ?」って、新出用語の理解にも努めていました。
水面にうつる子どもたちの姿が映えますね!でもじつは「足が抜けない!」「腰が痛い!」と弱音も発していたのです。ところが何事にも前向きで全力の5年生、自然発生的に歌を歌い始めちゃって、自分たちで楽しみを見出しながらチャレンジを続けていきました。縄を張る人、稲を植える人、稲を手渡す人、確認する人と自分たちで仕事を見つけ、交代しながら一歩一歩前進!
植え忘れたところはないか、倒れた稲はないか再度点検!大平先生のレクチャーも本気モードへ!もはや学習の域を超えて、農業を営む一族となりました。そしてやっぱり、終りに近づくにつれて泥好きの本性が現れ始めて、田んぼがボッコボコに...。無事に稲は育つかな?約1時間かけて田植え作業完了でございました。
大平先生からの講話。「稲はぶんけつして、自分で何とかして増やそうとするから、水を深くしてまずは守ってあげて。根っこが大きく張って、窒素・リン酸・カリウムの栄養を土からとって育っていくから。3週間くらいたったら今度は水を減らして、太陽の光で水を温めていくとまた育っていくから。よーく見て観察していってください!」とのこと。ひょっとすると大平先生、この道のプロですか???
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