学校の様子(155)校長室から(7)2学期を迎えるにあたっての言葉2学期 始業式2学期を迎えるにあたっての言葉
全校生徒の皆さん、おかえりなさい。いよいよ今日から2学期が始まります。今年の夏休みも、連日厳しい猛暑が続いたかと思えば、各地で被害をもたらすような台風や豪雨また、初めて南海トラフ地震臨時情報が発表されました。被害にあわれた方や、また、湖や河川、海での死亡事故の報告など、胸を痛めることが多くありました。今週もまだまだ残暑が厳しい日が続いています。台風も接近しています。しばらくは、熱中症対策や、防災に十分に気を配ってください。そのような中ですが、本日の朝、さわやかなあいさつが聞こえ、皆さんが元気に登校してくる様子を見て、たいへんうれしく思っています。
さて、皆さんは、夏休み、どのように過ごしたでしょうか。夏休みの目標が達成できたでしょうか。今年の夏はパリオリンピックが開催され例年と違う夏休みだったのではないでしょうか。また、高校野球も京都国際高校が、初優勝し、話題が豊富でした。
あなたはこの夏。何にこころが動きましたか?
喜怒哀楽で考えてみましょう。私は、喜でいえばオリンピックでの活躍と甲子園のドラマ。怒でいえばというか悔しい方ですが柔道団体で銀メダル、男子バスケットボールと男子バレーボールの敗戦、高校野球大社高校の敗戦、哀でいえばテレビやネットから見えてくる事件や事故、楽でいえば家族との団らんです。心が動くって素晴らしいことですね。怒ったり喜んだり、笑ったり泣いたり、気合を入れたり落ち込んだり、心が感じることは自分自身を成長させてくれているように思います。しかし、SNSなどでの誹謗中傷の書込み等の話題を見聞きするたびに、私たちは「心の感情をコントロールする」ことを学ぶべきだと思うのです。「心が傷つくこと」は、喜怒哀楽とは違うのですから。
1年生は、これから、体育大会や文化祭などの初めての学校行事を経験します。さらに学習内容も難しくなってきます。今一度、朱雀中学校生としての基礎・基本の力を身に付けることができているか、考えてみましょう。
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