栗橋病院 2012年11月の記事

ドクターヘリ妊婦搬送で“空中分娩”も－周産期救急搬送体制の構築が急務
全国各地で妊婦や新生児をドクターヘリで搬送するケースが相次いでいる。医師不足の地域で周産期医療施設が減ったことや、ドクターヘリの基地が増えてきたことが影響しているとみられ、中には、妊婦をヘリで搬...
RFO新法人の統治・運営方法で詰め－厚労省検討会
社会保険病院などを運営する新法人として、年金・健康保険福祉施設整理機構（RFO）を改組して2014年4月に設立する予定の「地域医療機能推進機構」の在り方を議論している厚生労働省の検討会は29日、...
専門医資格にインセンティブを－厚労省検討会で委員要望、標榜科と連動も
厚生労働省の「専門医の在り方に関する検討会」が29日に開かれ、専門医の資格を取得した人へのインセンティブを検討すべきだとの声が委員から上がった。具体的には、医師免許を取得すれば、どの診療科も標榜...
続きを読む>>>

夜勤・交代制勤務のGL策定に強い決意－日看協・坂本会長
日本看護協会（日看協）の坂本すが会長は28日に開かれた「第12回医療フォーラム」で講演し、日看協が策定作業を進めている「看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン（GL）」について、「いろんな...
小児慢性特定疾患、成人医療機関と連携－社保審専門委で厚労案
慢性疾患を抱える小児や、その保護者らへの支援の在り方を検討している社会保障審議会の専門委員会は28日、指定医療機関や医療費助成対象者の認定などについて議論した。　小児慢性特定疾患の医療体制の今後...
うつ病予防と回復にICT活用を－東大でシンポジウム
うつ病の予防と回復にICT（情報通信技術）の活用を提言するシンポジウムが28日、東京大学で開かれ、臨床心理士などの専門家が、個人のメンタルヘルスの促進や、回復を妨げる社会構造の変革のほか、新たな...
続きを読む>>>

岐阜県内でCOPDストップ作戦展開－県医師会と医療機関が連携
岐阜県医師会（小林博会長）は、県内の医療機関や県と連携し、「COPD（慢性閉塞性肺疾患）ストップ作戦」を展開している。早期発見・治療や、最大の危険因子とみられるタバコの害を啓蒙し、喫煙を開始させ...
チーム医療は、学生のうちから－国際医学生連盟日本が総会
医療系の学生が運営するNGO「国際医学生連盟日本」（IFMSA－Japan）は、11月23日から3日間の日程で、第10回総会を東京都内で開いた。総会には、約400人が参加し、交換留学や公衆衛生な...
三師会、国民会議の人選に「遺憾」－横倉・日医会長「議論注視し発言する」
日本医師会（日医）、日本歯科医師会（日歯）、日本薬剤師会（日薬）の三師会の代表は27日に記者会見し、同日に政府が決めた「社会保障制度改革国民会議」（国民会議）の委員の人選について、「医療の現場を...
続きを読む>>>

アナフィラキシー対応、ドクターヘリが有用－和歌山県立医大専門医が検証
ハチ毒アレルギーによるアナフィラキシーショックに対して、初期治療までの時間が短縮できるドクターヘリが有用であることが、和歌山県立医科大救急集中治療部の田中真生医師らの調査・研究で分かった。ハチに...
年間の救急搬送件数は増加傾向－日病
日本病院会（日病、堺常雄会長）は26日、2010年度の救急医療に関するアンケート調査の結果を公表した。救急車による搬送件数は増加傾向にあり、前回調査（09年度）よりも増加していると回答した病院は...

ガイドライン、終末期診療への導入進む－日本救急医学会が調査
日本救急医学会が2007年に公開した「救急医療における終末期医療に関する提言（ガイドライン）」を、患者の終末期の診療に取り入れている救急科専門医が増えていることが、同学会のアンケート調査で分かっ...
働く環境整備にもっと女性の参加を－医師出身、国連事務局長のバチェレ氏
日本の男女格差の指標は、世界135か国中101位－。世界経済フォーラムが毎年、経済、政治、教育、健康の側面での現状を数値化し、公表しているランキングから、UN
Women事務局長のミチェル・バチ...
ICTを使った分析で高血圧診療改善－専門医が取り組み紹介
続きを読む>>>

在宅の特定行為、医師の指示どう考える？－厚労省・チーム医療推進会議
厚生労働省は21日、チーム医療推進会議（座長＝永井良三・自治医科大学長）を開き、特定の医行為（特定行為）を担う看護師の能力認証に関する同省の試案について、これまでの論点を整理した。厚労相の指定研...
肥満に関係する膜タンパク質の機能を解明－理研、糖尿病の治療法開発に期待
肥満に関係する膜タンパク質の機能を、理化学研究所の脳科学総合研究センター神経膜機能研究チームが解明した。人からショウジョウバエまで共通して保存されているGタンパク質共役受容体（GPCR）の一種で...
生活習慣病分野のスイッチ化で議論の場を－日医が提案
日本医師会の中川俊男副会長は21日の記者会見で、生活習慣病分野での医療用医薬品のスイッチOTC薬化（医療用医薬品から一般用医薬品への転用）に関する日医の見解を発表した。見解では、厚生労働省の一般...
続きを読む>>>

人とのつながり、健康にどう影響する？－都内でシンポ
人とのつながりが健康にどんな影響を及ぼすのかをテーマにしたシンポジウムが、このほど東京都内で開催された。社会的ネットワークと健康の関係を研究している東大大学院医学系研究科の近藤尚己准教授は、誰も...
在宅の情報、皆で共有は正しいのか－家族「不要な情報排除してこそ決断できる」
第32回医療情報学連合大会がこのほど、新潟市で開かれ、「在宅医療における医療介護福祉連携」と題したシンポジウムが行われた。チーム医療では情報共有が欠かせないといわれる中、在宅医療における患者や家...
勤務医の半数近くが健康不安－全国医師ユニオンの労働実態調査
勤務医の半数近くが健康に不安を持ったり、業務負担が増えたと感じたりしていることが、全国医師ユニオン（植山直人代表）などが約2000人を対象に行った労働実態調査で分かった。　同ユニオンなどでは、今...
続きを読む>>>

医療機関の病床機能選択に「判断基準」－厚労省検討会が初会合
厚生労働省の「病床機能情報の報告・提供の具体的なあり方に関する検討会」が16日に初会合を開き、病院や有床診療所が一般病床の機能を都道府県に報告する制度の具体化に向けた議論をスタートさせた。この検...

教育・研究で連携、医系単科大が協定締結へ－21日に滋賀・浜松の2医大
専門研究や教養カリキュラムを相互補完し、学生教育や研究活動の強化を図ろうと、国立大学法人の滋賀医大と浜松医大は今月21日、包括的な連携・協力に関する協定を締結する。両医大の研究成果や情報、教育カ...
ノロウイルスの本格流行迫る－厚労省が注意呼び掛け
ノロウイルスなどの感染により、嘔吐や下痢などの症状を呈する「感染性胃腸炎」の本格的な流行が迫っている。国立感染症研究所感染症情報センターによると、患者報告数は10月29日－11月4日の週まで3週...
自由診療の「再生医療」、規制の方向で一致－厚科審専門委
厚生科学審議会科学技術部会の「再生医療の安全性確保と推進に関する専門委員会」は16日の会合で、再生医療と称して提供されている、幹細胞などを用いた自由診療について議論し、規制を設けるべきとの考えで...
続きを読む>>>

予防接種「有害事象」と「副反応」に整理を－岡部委員が問題提起
14日の厚生科学審議会予防接種部会では岡部信彦委員（川崎市衛生研究所長）が、予防接種後の体調悪化について、因果関係の有無にかかわらず「副反応」として厚生労働省が報告を求めていることを問題視した。...
福島の被災病院、人材不足解消の糸口見えず－診療所に移行決める病院も
東京電力の福島第1原子力発電所事故による被害を受けた県沿岸部の病院では、人材不足解消の糸口を、依然として見いだせずにいる。東電原発事故被災病院協議会が13日、福島市内で開いた会合では、いわき市内...
「診療看護師」が一堂に、NP協がシンポ－発足後初の研究会で
日本NP協議会（会長=草間朋子・東京医療保健大副学長）はこのほど、発足後初の研究会を東京都内で開いた。同協議会の認定を受け、全国の医療現場で働いている「診療看護師」や、その施設の代表者が出席した...
続きを読む>>>

医療事故・クレームには適切な初期対応を－専門弁護士が講演
病医院経営のあり方を考えるセミナーが14日、東京ビッグサイトで開かれ、医療訴訟を専門に扱う弁護士が、医療事故・クレームの初期対応や、患者と医療機関の信頼関係確立をテーマに講演した。　セミナーは、...
最先端の手術支援ロボットを展示－HOSPEX2012、臨床医の講演も
日本国内の医療機関で導入が進む内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」の企画展示と、実際に手術で使っている臨床医の講演が14日、東京ビッグサイトで行われた。医療・福祉施設のための専門展示会「HOSPE...
長期疾患で対象年齢過ぎても定期接種に－接種可能から2年以内
厚生科学審議会の予防接種部会は14日に会合を開き、長期にわたる疾患などを理由に、定期予防接種の対象年齢の間に接種を受けられなかった場合でも、接種が可能になってから2年以内なら、定期接種として受け...
続きを読む>>>

アレルギー疾患などの炎症調節分子を発見－阪大の研究グループ
アレルギー疾患などの炎症の強さを調節する分子を、阪大免疫学フロンティア研究センター・微生物病研究所の王静研究員と荒瀬尚教授らの研究グループが発見した。炎症の際に、「PILRα」と呼ばれる膜タンパ...
終末期の判定など、法案に歯科医師も追加を－尊厳死議連で歯科4団体
超党派の国会議員でつくる「尊厳死法制化を考える議員連盟」（会長＝増子輝彦・民主党参院議員）は13日に総会を開き、日本歯科医師会（日歯）や日本口腔外科学会など、歯科関連の4団体からヒアリングを行っ...
子宮頸がんのHPV検査「時期尚早」－厚労省検討会、有効性の研究急ぐ
厚生労働省の「がん検診のあり方に関する検討会」（座長＝大内憲明・東北大医学部長）は１3日、子宮頸がん検診にHPV検査を公的なサービスである「対策型検診」として導入するかどうかの議論を続けたが、有...
続きを読む>>>

医師らの手技にも費用対効果の視点を－今後の診療報酬改定で、医療課企画官
厚生労働省保険局の井上肇・医療課企画官は10日、中央社会保険医療協議会が、今後の診療報酬改定に向けて部会を設置し、医薬品や医療材料などを費用対効果の視点で評価する仕組みの導入を検討していることを...
精神疾患増にかかりつけ医との連携で対応を－「こころの健康」でフォーラム
日本専門医制評価・認定機構は10日、「こころの健康」をテーマに東京都内で市民健康フォーラムを開いた。精神疾患の患者がこの10年ほどで大きく増えたことから、医療提供体制が課題に挙がり、精神科医とか...
メディカルスクール開設前に需給予測を－法科大学院踏まえ大磯氏
「医師養成大学院（メディカルスクール）を考える」と題したシンポジウムが11日、東京都内で開かれ、メディカルスクール開設のメリットとデメリットをめぐって医師や弁護士らが意見を交わした。この中で、医...
続きを読む>>>

ロタワクチン定期接種化の検討本格化へ－予防接種部会が14日再開
厚生科学審議会の予防接種部会は14日、第2次提言を取りまとめた5月以来、半年ぶりに会合を開く。ロタウイルスについて、病気の疫学情報やワクチンの効果などをまとめた「ファクトシート」が提出され、ロタ...
茨城医療センター、来月以降の診療方針公表－救急やがん患者など対象
診療報酬を不正に請求したため、保険医療機関としての指定が12月１日付で取り消されることが決まっている東京医科大茨城医療センター（阿見町、501床）は8日、指定取り消し以降も診療対象とする患者の基...
地域包括ケア「地区医師会と市町村がカギ」－辻東大特任教授、日本慢性期医療学会で
第20回の日本慢性期医療学会が8日、福井市で開かれた。基調講演した辻哲夫・東大高齢社会総合研究機構特任教授は、生活の場に医療が及んでいないことが現在の医療の大きな課題と指摘。さらに、在宅医療まで...
続きを読む>>>

診療所、「2年間で外来患者減」が4割強－保団連調査
この2年間に外来患者数が一般診療所の4割強で減少していることが、全国保険医団体連合会（保団連）のアンケートで明らかになった。保団連では、「患者数が増えない中、診療所数が増えていることが原因ではな...
薬価算定プロセスの透明化などを要望－保団連
全国保険医団体連合会（保団連）は8日、薬価を算定する仕組みについて、透明性の確保などを求める要望書を三井辨雄厚生労働相あてに提出した。同日の記者会見で、保団連の小藪幹夫氏（政策部事務局小委員）は...
国がん、10年「院内がん登録」データ公表－セカンド・オピニオン除いた数値も
国立がん研究センター（国がん、堀田知光理事長）は8日、全国のがん診療連携拠点病院（拠点病院）の2010年「院内がん登録」の集計結果を公表した。集計対象施設は387施設で、全登録数は54万8979...
続きを読む>>>

病院職員の“顔が見える広報”を－病院広報コンクール、医師獲得にも意欲
医療・福祉施設の広報活動を評価するコンクール「BHI賞2012」（The Prize For Best Healthcare
Information）がこのほど長野市で開催され、医師獲得に向けた...
再生医療への提言、医師の負担軽減柱に－経産省研究会が取りまとめ
経済産業省の「再生医療の実用化･産業化に関する研究会」は5日、iPS細胞（人工多能性幹細胞）など、ヒトの細胞を加工して用いる再生医療の実用化と産業化に向けた制度改革への提言をまとめた。この提言に...
DPCデータ7－9月分、16病院が遅延－12月に評価受けられず
続きを読む>>>

「再生医療基本法案」で党内手続き－民自公、議員立法で提出目指す
民主、自民、公明3党の有志の国会議員は、iPS細胞（人工多能性幹細胞）など、再生医療の研究・開発の促進や実用化を図るための基本法案を策定し、議員立法による今国会への提出を目指している。公明党の坂...
慢性肝疾患を簡便な検査方法で判定－大阪市立大研究グループが開発
約１ミリリットルの血清からB型肝炎や非アルコール性脂肪性肝炎（NASH）などの慢性肝疾患の診断や病状を判断する方法を、大阪市立大大学院医学研究科の村上善基・病院講師らの研究グループが開発した。血...
一般病床の機能報告制、月内に検討開始－社保審、報告求める内容具体化へ
病院や有床診療所が一般病床の医療機能を自主的に選択し、都道府県に報告する制度の中身を具体化するため、社会保障審議会医療部会が新たな検討会を月内に開く見通しだ。医療機関に報告を求める医療機能の内容...
続きを読む>>>

世界トップ級の研究拠点形成を支援－文科省、筑波大など3件採択
文部科学省は、「世界トップレベル研究拠点プログラム」（WPI）に、筑波大の国際統合睡眠医科学研究機構など3件を採択した。第一線の研究者が集まる優れた研究環境にあり、研究水準が高い拠点の形成を図る...
iPSから立体器官、5年以内に技術確立－文科省、研究の工程示す
文部科学省は2日、科学技術・学術審議会の作業部会の会合に、再生医療などの分野でのiPS細胞研究の目標年度を掲げた2022年度までの工程表を提示し、おおむね了承を得た。工程表では、移植に用いるため...
東京女子医大、教育の質で日本初の国際評価－臨床実習の充実が課題
東京女子医科大は2日、医学教育の質について国際基準による外部評価を日本で初めて受けたと発表した。「非常に高い水準の教育が行われている」と評価された一方で、臨床実習の充実や、教育カリキュラム立案へ...
続きを読む>>>

診療関連死の原因究明、医療界の意見集約へ－日医、早急に委員会立ち上げ
診療に関連する予期しない死亡の原因究明の在り方をめぐり、医療界の意見を集約するため、日本医師会（日医）はプロジェクト委員会を早急に立ち上げる方針だ。31日の記者会見で横倉義武会長が明らかにした。...
NC6法人、統合か現状維持か－厚労省・検討会
厚生労働省は31日、「国立高度専門医療研究センターの在り方に関する検討会」（座長＝猿田享男・慶大名誉教授）を開き、国立がん研究センター（国がん）など、6つの独立行政法人に分かれている国立高度専門...
TPP反対で「仙谷氏に直接理解求める」－日医・横倉会長
日本医師会（日医）の横倉義武会長は31日の定例記者会見で、政府の環太平洋パートナーシップ協定（TPP）交渉参加への反対姿勢を改めて強調した。また、日医の反対に対して「被害妄想にとらわれている」な...
続きを読む>>>