5月19日(金)の献立
05/19 10:54
  子供パン ポークのブラウンソース煮 こふきいも ソーセージとキャベツのスープ
今日は、こふきいもに使われているじゃがいもについて紹介します。じゃがいもは、南アメリカの高さ4000m近いアンデス山脈が原産地で、寒くて乾燥した厳しい環境の中で育つ作物です。なす科の植物で、トマト・ピーマン・なすなどと同じ種類の仲間です。わたしたちが食べているのは、じゃがいもの茎の部分です。土の中で、大きく丸くなったじゃがいもの茎を食べています。主成分はでんぷんで、主食にもなる野菜として世界中で栽培されています。加熱などで壊れにくいビタミンCも豊富なことから、フランスでは「大地のりんご」と呼ばれています。日本での代表的な品種は、男爵芋やキタアカリ、そして煮崩れしにくいメークインなどがあり、じゃがいもの特徴に合わせて調理します。じゃがいもの芽や緑色の部分には、「ソラニン」という成分が含まれ、食べると頭痛やめまいなどの症状が現れることがあります。しっかり取り除いて食べましょう。
5月18日(木)の献立
05/18 11:57
  とり五目ごはん ほっけの立田揚げ 厚揚げのみそ汁
今日は、ほっけの立田揚げに使われている、ほっけの紹介をします。「ほっけ」という字を漢字で書くと、「魚へんに花」と書きます。これは、「海の表層に群れる幼魚が、美しい青緑色をして花のようだから」とも、「産卵期の雄がコバルト色になり、鮮やかな唐草模様が見られるから」ともいわれています。北海道では、全国で獲れるほっけの99%を水揚げしていますが、新潟県から北日本海側に多く分布し、水深100mほどの大陸棚に生息しています。0歳の4~16㎝のころを「アオボッケ」、18~22㎝のころを「ロウソクボッケ」、1歳半くらいになったものを「ハルボッケ」、成魚になったものは「ネボッケ」といいます。おいしくて値段が安い旬の時期は、5月から7月です。今日は、今が旬のほっけを使った立田揚げです。
5月17日(水)の献立
05/17 13:51
そぼろごはん けんちん汁 甘夏今日は、甘夏について紹介します。
甘夏は3月から5月頃に旬を迎えるみかんの仲間で、さわやかな甘さと、かすかな苦味が特徴です。今から80年以上前に大分県の農園で生まれました。甘夏の独特の苦みは、さわやかな初夏の果物として、根強い人気があります。体の調子を整えてくれるビタミンCや疲れを回復してくれるクエン酸がたくさん含れています。また、皮の部分は固くて厚いですが、砂糖と一緒に煮込むと、マーマレードやジャムとしておいしく食べることができます。