2024-07-24
菱田春草常設展示第48期「《菊慈童》ー遙かなる山水ー」菱田春草常設展示第48期「《菊慈童》ー遙かなる山水ー」特別陳列「飯田と富岡鉄斎」近代に知られた南画の大家・富岡鉄斎(1836〜1924)が没してから100年となります。鉄斎は、明治8年(1875)と36年(1903)の二度、飯田下伊那を訪れ、いくつかの作品を残しました。この度の特別陳列では、飯田との関りを示す富岡鉄斎の作品を中心に、当地に疎開した洋画家・正宗得三郎による鉄斎研究の作品もご覧いただきます。飯田の人々が愛してやまなかった富岡鉄斎、没後100年に合わせて、そのつながりを振り返りたいと思います。美術コレクション展示「中村進 屏風を描く」戦後の日本画の主要な公募展では額装が主流となり、軸装や屏風装の作品はほとんど見られなくなります。昭和・平成時代に活躍した飯田出身の日本画家・仲村進(1929〜2004)も日展などに出品を続けますが、多くは額装作品でした。しかしいくつかの個展では屏風作品を手掛けています。横長の構図をとる屏風は、里山や大地をあらわすのに適していたのでしょう。ときには金屏風も用いて画面を効果的に彩りました。今回の展示では、仲村の描いた屏風作品をご覧いただきます。太陽黒点観測会 開催中!!7月20日~8月25日■美博・考古・秋水・遠山郷 5館スタンプラリー太陽黒点観測会 開催中!!2024年7月23日