新年度がスタート
04/03
なつかしの給食・気になるアレ
びん牛乳
戦後すぐの学校給食では、飲み物といえば脱脂粉乳をお湯で溶いたものが主流でした。牛乳が採用されはじめたのは、1958
年以降から。牛乳の容器は、紙パックとびんに分かれており、紙パックが81.1%、びん牛乳が18.9%(2018年度)とびんの割合は年々減少しています。びん牛乳は、学校給食だと容器回収率が高いので、びんの再利用率も高くなるメリットもありましたが、運ぶには重く、落とすと割れて危険といったデメリットもありました。
こうしたデメリット解消のために、現在は軽くて丈夫なびんを採用するメーカーがほとんどです。また、牛乳びんの紙製のふたをコレクションしたり、めんこのようにして休み時間にクラスメイトと遊んだりしていた人も多いのでは。しかし、ふたも紙製からポリキャップが主流となっています。ちなみに、長野県と福井県では現在も9割がびんで提供されているそうです。
出典:農林水産省WEBサイト