2012年 11月 15日 (木曜日)
5年 「米作り」 いよいよ最終段階へ・・・
5年生の「稲作り」がいよいよ最終の段階となりました。今日は学校の田んぼで収穫したお米を精米し食べてみよう・・・というものです。(今日は5年3組でした。)稲作りの最初から係わっていただいている根岸2丁目の山田さんにきていただき、お米作りの話を聞きながらお米を炊いてみました。炊きあがったお米を食べてみると、子どもたちは「美味しい」「家のお米よりも甘い」などの声が聞かれました。元々、「イセヒカリ」というお米で、伊勢神宮の田んぼで台風がきた時に生き残ったという御利益のある稲の種類だそうです。振り返ってみると、種まき(5/8) 田植え(6/6) 稲刈り(10/3) 〜天日干し〜 脱穀(10/12) 精米(11/15)
という長い期間かかったので、子どもたちがお米に愛着をもったかもしれません。また、山田さんにお聞きすると、「天日干し」をすることで、お米の糖度が上がるのだそうです。
今後は、残ったわらを使って「わらぞうり作り」にも挑戦する予定です。このように山田さんのお力を借りて、種作り〜わらぞうり作りまで学習する学校はきわめてまれだと思います。本当に子どもたちにとっては貴重な体験だと思います。また、稲作りの学習の中で、「いかに稲作りが無駄なく稲を利用しているか」ということ、言い換えれば「エコ」の考えをいかに日本人は稲作を通して実践してきたか?ということも大きくは学習できるかもしれません。そんな先人の知恵までの学習は、やはり学校の力だけでなく、地域の方のお力もお借りしなくてはならないかと思います。今日のお米の味をきっと子どもたちはいつまでも忘れないでしょう。(写真は、お米のお話をしてくださっている山田さんと学校の田んぼから収穫したお米を炊いている様子です。)
掲示者: | 2012年 11月 15日 (木曜日) 12時35分
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