天然鮎泳ぐ長良川と生きる 川漁師の挑戦
清流の国、岐阜。北部の山々から清らかな水が川となって、南部に広がる平野にあまねく注いでいます。
毎日川に出て舟を操り、小さな変化を見極め、見事魚を獲る川漁師は、誰よりも川を知り尽くす存在。岐阜市の長良川で、今も木の舟を手で漕ぎながら、伝承されてきた漁法を用いて漁をする専業の川漁師、平工顕太郎さんを訪ねました。
訪ねた人:平工顕太郎(ひらく・けんたろう)さん
長良川で木造和船を用い、伝統漁法で漁を続ける、65歳以下では唯一の専業川漁師。鮎料理を提供する飲食店や漁船ツアーを運営する「結(ゆい)の舟」代表。2020年「ジャパンアウトドアリーダーズアワード」にて大賞を受賞した。
繊細さと強さ生かし 進化する美濃和紙
名だたる国宝級の文化財の修復に使用され、2020年東京オリンピックの賞状にも採用された美濃手すき和紙。長良川と板取川が流れる美濃市周辺では、1300年前から和紙が作られていました。繊細な美しさと、強さ。近年はその特徴を生かした新しい製品が生まれています。
美濃和紙の中でも特に伝統的な方法で作る「本美濃紙」の職人である倉田真さん。誇り高い伝統を受け継ぎ、日々自然と向き合いながら制作を続けています。
訪ねた人:倉田真さん
可児市出身。和紙のスクール受講をきっかけに19歳で美濃和紙の世界へ。2014年にユネスコの無形文化遺産にも登録された「本美濃紙」の技術を主軸に制作活動を行っている。2019年3月に自身の工房が完成。
“気分は旅人” 中山道・大井宿で歴史探訪
江戸時代を生きた人びとの足跡が残る道、中山道。江戸と京都を結ぶ主要な道の一つです。岐阜県内を通る中山道には17の宿場町があり、それぞれに当時の面影を残しています。中でも髄一のにぎわいを見せた宿場町「大井宿」で、400年にわたって旅人を迎える「旅館いち川」の16代目女将、市川祥子さんを訪ねました。
訪ねた人:市川祥子(さちこ)さん
「旅館いち川」の長女として生まれ、26歳で若女将に。マクロビオティックを料理に取り入れるなど、新しい風を吹かせながら、400年続く老舗旅館を守っている。町おこしイベントや、妻籠から大井まで5宿の女性たちで結成した「姫宿の会」などの活動を通して、中山道の魅力を広く発信している。
川魚料理
海津を代表するご当地グルメ 川魚料理
新穂高ロープウェイ休業のお知らせ
2023.05.12
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