“気分は旅人” 中山道・大井宿で歴史探訪
江戸時代を生きた人びとの足跡が残る道、中山道。江戸と京都を結ぶ主要な道の一つです。岐阜県内を通る中山道には17の宿場町があり、それぞれに当時の面影を残しています。中でも髄一のにぎわいを見せた宿場町「大井宿」で、400年にわたって旅人を迎える「旅館いち川」の16代目女将、市川祥子さんを訪ねました。
訪ねた人:市川祥子(さちこ)さん
「旅館いち川」の長女として生まれ、26歳で若女将に。マクロビオティックを料理に取り入れるなど、新しい風を吹かせながら、400年続く老舗旅館を守っている。町おこしイベントや、妻籠から大井まで5宿の女性たちで結成した「姫宿の会」などの活動を通して、中山道の魅力を広く発信している。
郡上本染、伝統が息づく“藍”を知る
15代続く渡辺染物店(天正年間創業)は、日本古来の藍染「郡上本染」を今なお継承しています。城下町の面影を残す郡上八幡には、近隣の川や山の湧き水を引いた水路が張り巡らされています。
指まで藍色に染まりながら、丁寧に何度も繰り返し染め、濃く深い藍色を出す渡辺一吉さん。郡上八幡の水の恵みに感謝しながら、伝統と真摯に向き合う姿が印象的でした。
訪ねた人:渡辺一吉さん
郡上市重要無形文化財「郡上本染」の伝承者で、渡辺染物店の15代目店主。父の故庄吉さんは岐阜県重要無形文化財技術保持者。伝統技術を受け継ぎながら、現代に合った新商品の開発にも力を入れる。
豊かな自然に育まれた飛騨牛の“味力”
岐阜グルメの代表格で、上質な肉質と芳醇な味わいが特徴の飛騨牛。そんな絶品の飛騨牛を、自然の恩恵を受けながら大切に育てている山村勇人さん。飛騨牛がブランド牛として確立するまでに生産者たちが互いに切磋琢磨してきた努力の結晶が、味ににじみ出ています。
訪ねた人:山村勇人さん
飛騨市古川町で飛騨牛生産を行う山勇畜産、飛騨牛レストラン「山勇牛一貫」を経営する。50年前に両親が始めた肉用牛生産を継ぎ、全国和牛能力共進会の候補牛に幾度も選出。その肉質の良さは高い評価を受けている。
養老公園・養老の滝
孝子物語の名瀑と豊かな自然の養老公園
世界遺産 白川郷合掌造り集落
なつかしい日本の原風景が広がる
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