2023/06/09
4年生 上下水道の学習
4年生が上下水道の学習のため、市役所からゲストティーチャーを招きました。クイズや実験を交え、とても分かりやすく・楽しく学習することが出来ました。
【上水道】
久代浄水場は、井戸から水をとっているそうです。浄水場にとり入れられた水は、井戸➡薬品(塩素)注入➡水を混ぜる➡汚れを固めて沈める➡砂でろ過する➡配水池にためられ、水道管を通って各家庭に送られます。配水池の写真が映されたときは、「これ見たことある!」と盛り上がっていました。また、久代浄水場でつくられた
水が災害時の水としてペットボトルに入れられていて、今日のお土産に配られるといううれしいお知らせもありました。
川西市内の水道管を1本につなげると、約620kmにもなり、直線にして川西市から宮城県の仙台市までの距離と聞き驚いていました。また、塩素の匂いが気になる人は、一度沸かしたり、レモンを入れたりすると、よりおいしい水になることも教えて頂きました。蛇口から直接水が飲める国は196か国のうち、日本も入れて約12か国だそうです。
【下水道】
下水には、家で使われた水と雨水がある事を教えて頂きました。雨水は、雨水管を通って川や海にながれます。家で使われた水は、下水処理場に行き、沈殿池でゴミを沈める➡反応タンクで空気を入れて微生の活動により汚れを食べさせる➡最終沈殿池できれいな水に分ける➡消毒設備で消毒をし、川や海に流します。川西市の水を処理する下水処理場は豊中にあり猪名川に流されるそうです。川西市の下水道管を1本につなげると770kmで、直線にすると川西市から青森県の弘前市までの距離になるそうです。下水に流してはいけないものにティッシュがあります。なぜいけないのか、ティッシュとトイレットペーパーをペットボトルを使って実験してみました。ティッシュはほとん溶けず、トイレットペーパーは水に溶け、ペットボトルの中が一様に白濁していました。
最後に水の循環のお話をまとめにしてくださいました。大切な水を上手に活用していくための方法をたくさん教わりました。日々の自分たちの生活を振り返り、実践していってほしいと思います。
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