「性」のメッセージ
2014.06.24
6月17日に講師をお迎えして『大人になる君たちに伝えたい「性」のメッセージ』と題した教室が3年生を対象に開かれました。
第1部は「いのち」についてでした。どれだけの確率、どのような奇跡の中でわたしたちが誕生したのか、「いのち」は人権そのものであり幸せになる権利を持っていること、「いのち」はつながっているものだから自分勝手に生きてはいけない、悲しむ人が必ずいるのだと熱く語られました。
第2部では、「いのち」をつくる立場へと変化していく思春期の心と体の変化についてのお話でした。人間関係の柱である「こころ」が幸せの性の土台であり、「からだ(スキンシップ)」は心の人間関係が育ってからで遅くなく、男女交際の「マナー」や「ルール」を覚え、相手の幸せを願うことの大切さを伝えられました。
第3部では、悲しい(不幸な)性として、予期せぬ妊娠、エイズ感染、性暴力について、第4部では商品化された性情報から性を学んではいけないと訴えかけました。
また、性の話をすると笑ったり恥ずかしがったりするのは、日本人だけだというお話も印象的でした。教室終了後に生徒たちが書いた感想の中にも「性とは恥ずかしい(いやらしい)ものだと自分も思っていた」という感想がいくつも見られました。
≪生徒の感想≫
今回の先生のお話をきいて、いろいろなことについて分かりました。命の大切さや、ありのままの自分でいいことを知りました。そして自分が今、生きていて息をしているのは、ものすごい奇跡だということも知りました。そのことを忘れずに、自分に誇りをもって、自分らしく生きていきたいと思いました。そして、自分の命を大切にしながら生きていきたいです。これから、いろいろな道を選ぶ時があります。その時は100%正しい道に行けるかわからないですが、今日学んだことを思い出して、少しでも正しい道に近づけるようにがんばりたいです。
自分の可能性を探ろう〜総合的な学習の時間〜
2014.06.24
堤岡中では、総合的な学習の時間に全学年でキャリア教育に取り組んでいます。
1年生は、5月に働くことの意味をみんなで考えたり、提示された条件(人を相手にする仕事、資格が必要な仕事…)に合った職業は何か考えたりしました。現在は自分の興味のある職業について調べ学習をしています。6月30日の職業講話には、長岡青年会議所・地域の未来確立室の方を講師にお迎えします。そして、7月9日に学区内の企業や事業所に職場訪問します。
2年生は9月末に3日間の職業体験学習を行います。受け入れ先は、公共機関、保育園、販売、製造、医療・福祉、建設など幅広いジャンルです。生徒3名程度で伺います。事前学習では、職業調べだけでなく、履歴書の書き方を学んだり、交通手段も調べたりします。また、夏休み中に事前訪問を行い、当日の仕事内容等を確認します。
3年生は6月20日高校説明会を予定しています。長岡市内10校の先生をお招きし、2部構成で生徒が関心を寄せている進学先を二つ選びお話を伺います。それに先駆け、県内の公立・私立高校調べを班ごとに行い、体育館でポスターセッションをしました。ポスターセッションや説明会で自分がその学校で3年間をがんばるメージをもてるか確認してほしいと思います。