2012-01-13
○「冬は、つとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜のい○「冬は、つとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜のいと白きも。また、さらでもいと寒きに、火など 急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、温く緩びもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし。」
清少納言の「枕草子」の一説です。この文から当時の人々が冬の寒さについて風情があると,楽しんでいた様子が分かります。現在よりも暖房器具が劣っていた時代,寒さをそのまま受け止め楽しんでいた生き方に感銘を受けます。
画像は,寒さに負けず,元気に体育の学習をしている様子です。半そで短パン,大人の目でみますと,「お―寒い」です。
(更新日:2012年01月11日)