2013年 12月 26日 (木曜日)
教師にとって大切なこと(信頼関係を築く)・・・・・
今日は朝から雨模様の一日となりました。昨日まで校庭に遊びに来ていた子たどもたちの元気な声も今日は聞こえません。この年末になり、大変残念なことですが、メディアで「市立学校教員」の不祥事のニュースも流れました。本当に教育に携わる者にとっては悲しい気持ちで一杯です。来年は「午」(馬)年ということで、調べてみるとコミュニケーションが大事になる年でもあると言われています。考えてみますと、学校は、児童・家庭(保護者)・地域との信頼関係の基盤があってこその教育活動であると言えます。むしろ、信頼関係を築きながらの活動と言っても過言ではないと思います。特に子どもたちとの信頼関係は、子どもたちへの日頃の接し方や言動によって作り出すもので、初めから存在するものではありません。大切なことは、難しいことですが、一人一人の子どもの思いや願いをきちんと受け止める姿勢をもつことです。一人一人を大切にするということはどういうこと
なのでしょうか?私(校長)も学級担任をしている時は、頭ではわかっていてもなかなかそのようにできなくて、後悔ばかりしていたように思います。しかし、私たち教員の姿勢によって信頼関係は大きく変わってきます。信頼関係を作る上で大切なことがいくつかあるようです。?子どもたちの心や気持ちを優先する。 ?子どもたちをあるがままに肯定的にみる。 ?子どもたち一人一人に関心を持つ ?教師が自分自身の心を開き、素直な態度で子どもに接する。 ?子どもたち一人一人に積極的に公平に関わる。 などです。
世の中のほとんどの先生は、子どもたちとこんな信頼関係を作りながら、失敗も含めて日々がんばっていると信じています。しかし、改めて私たちの仕事は責任ある仕事であることを自覚する必要があります。責任と自覚をもって子どもたちに対峙していきたいと思います。どうかくれぐれも今後も子どもたちの成長のために、地域の皆さんの協力を得ながら
保護者の皆さんとのコミュニケーションを大切にしていきたいと思います。どうか皆様にとって、素晴らしい年であることを願っています。(写真は、クリスマスの飾りから新年を迎える準備となった玄関の様子と子どもたちがいなくなって少し寂しそうな校庭の様子です。)
掲示者: | 2013年 12月 26日 (木曜日) 15時03分