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京都府立植物園 2023年10月の記事

京都府立植物園 に関する2023年10月の記事の一覧です。

京都府立植物園2023年10月のホームページ更新情報

  • 2023-10-23
    密の効用
    密の効用
    「三密」と聞いても、はてどんな密だったか、記憶も定かではないですが、「三密回避」のタガが外れて、堰を切ったように人流が押し寄せ、今の京都では一部のJR線や市バス車内、清水道や嵐山周辺などは平日でもごった返しています。
    でも植物園では、この時期静穏で安心な「密」が2つご紹介できるのです。
    見て楽しむ「密」と香りの「密」です。
    北山門ワイルドガーデンの中心には、サルビア、キバナコスモス、クササンタンカが咲き誇っており、単独では倒伏のおそれがある品種もあることから、その間を赤くなりつつ、メタボぎみのコキア(ホウキギ)が支えています。支えて支えられる、密になってこその計算された美があります。
    香りの方は、例年より随分遅く咲いて真っ盛りの数本のキンモクセイと見頃を迎えた秋バラの香りの共演です。単独でもそれぞれの香りは芳醇ですが、ばら園の西端では、まるで熟練の調香師がブレンドしたかのように「風香絶佳」となっています。
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  • 2023-10-21
    「ばら園マップ」をご覧になりながら、バラをお楽しみください。
    「ばら園マップ」をご覧になりながら、バラをお楽しみください。
    ばら園マップ【JPG版(JPG:2,984KB)】【PDF版(PDF:1,568KB)】

  • 2023-10-19
    今年5月初旬に咲いたバラのほとんどの品種は、この猛暑を乗り越え花を咲かせ続けている四季咲き(と言って・・・
    今年5月初旬に咲いたバラのほとんどの品種は、この猛暑を乗り越え花を咲かせ続けている四季咲き(と言っても真冬は咲きませんが)のバラです。咲かせているのはバラの生命力だけではなく、自惚れかもしれませんが、日頃の潅水、施肥、剪定などのきめ細やかな専任職員の栽培管理の結果なのです。秋バラを美しくお見せするため、8月終盤には枝を切り戻し、概ね45から60日間で春とはまた違う色が濃く、香りが強く、さらに豪華な花形に姿を変えます。10月20日以降に今年再度の見頃を迎える予定です。
    【11月5日開催】寄せ植え講習会の参加者を募集しています。
    詳しくは、催し情報をご覧のうえ、専用フォームからお申込みください。バラの品種の人気投票!秋バラ編
    当園のバラの品種の人気投票【秋バラ編】を行っています。投票専用フォーム(外部リンク)から投票ください。
    〈詳細はばら園紹介のページをご覧ください。〉

  • 2023-10-08
    なごり雪は降る時を知っているが、なごり花は散る時を知らない。
    なごり雪は降る時を知っているが、なごり花は散る時を知らない。
    今年5月初旬に咲いたバラのほとんどの品種は、この猛暑を乗り越え花を咲かせ続けている四季咲き(と言っても真冬は咲きませんが)のバラです。咲かせているのはバラの生命力だけではなく、自惚れかもしれませんが、日頃の潅水、施肥、剪定などのきめ細やかな専任職員の栽培管理の結果なのです。秋バラを美しくお見せするため、8月終盤には枝を切り戻し、概ね45~60日間で春とはまた違う色が濃く、香りが強く、さらに豪華な花形に姿を変えます。10月20日以降に今年再度の見頃を迎える予定です。
    節電のため、平日の11時から15時までの間の噴水の稼働を停止中です。
    ご理解とご協力をお願いします。(令和5年10月1日)

  • 2023-10-06
    〈視覚障害者等の方々の読み上げ用にテキストを抽出し、再掲しています。〉
    〈視覚障害者等の方々の読み上げ用にテキストを抽出し、再掲しています。〉
    季節はいつも花が教えてくれる。
    秋分の日から1週間たった9月30日にようやくヒガンバナが園内各地で満開となりました。朝晩何度か冷え込んだ日があったものの、昼間に秋が来たという体感温度はまさにヒガンバナが咲き誇る時期に合致し、前年の2月1日に決められた暦の秋の到来は実際は遅くなり、「暑さ寒さも彼岸まで」は「暑さ寒さもヒガンバナ」となりました。晩秋の到来を告げるのは紅葉、春を語りかけるのはサクラと定番はありますが、季節そのものの名前が花の名前になっているものはヒガンバナ以外に思いつきません。

京都府立植物園周辺の博物館・美術館スポット